価格： 2,709円　レビュー評価：5.0 レビュー数：2
以前はエンジニアだったというラファエル・バルトゥッチ氏が、20年以上も前に夏のヴァカンスでビュジェーを訪ねた時、澄んだ空気やみずみずしい緑が一度で気に入り、この豊かな自然に囲まれて暮らしたいと決心。メリニャ村にある家屋とすこしばかりの未開墾地を購入。暮らすだけでなくここでずっと生きることを望んだ氏は、よりたくさん自然に接する仕事として「ぶどう栽培」を選んだ。数年間はエンジニアとして生計を立てながら、荒地を切り開きぶどうを植樹するという二束のわらじを履き忙しい時期を乗り越え、1983年からワインを作り出す。蔵が軌道に乗り始めた1992年からヴィニュロンに転身した。ワイン造りで指示を仰いだのはオヴェルノワ氏。「醸造のメカニズムを知り抜いた上で、長年の経験に裏づけされたワインを造る偉大な人」とそれ以来ずっと親しく付き合っているそうだ。蔵を立ち上げた時から「ビオロジック」農法を取り入れる。2004年に「ECOSERT」に認定。「冷涼な気候ゆえ、通気性を良くし、ぶどうの収穫量を抑えないと味がのらない」　「冬の剪定から収穫までの間、しなければいけない仕事をどれだけきっちりこなせるか、それが大事」と淡々と語る。「自分の手で全ての作業をする」をモットーに、品質を守るため、身の丈を超えない仕事をしようと、2.5haという小さなぶどう畑を丹念に育てている。【特徴】亜硫酸は圧搾後の澱下げのときに入れるだけ。もちろん天然酵母で発酵。補糖やドザージュなど人工的な糖分添加をしない。補酸など一切無し。何も足さないぶどうだけで造った純粋なワイン。ビン内熟成中に発生した炭酸ガスを逃がさない特殊な機械で澱引き、ビン詰め。
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